波瑠さんが過去に出演したおすすめ映画3選の見どころを共演者とのエピソードを含めご紹介しています。
何度も共演している林遣都さんとのかわいい恋人役も話題になりました。
また、若手だった頃に監督が絶賛した波瑠さんの演技についてもご紹介。
波瑠出演のおすすめ映画『コーヒーが冷めないうちに』
2018年に公開された、有村架純さん主演の映画『コーヒーが冷めないうちに』。
川口俊和さんの小説が原作です。
4つのストーリーからなるオムニバス形式の映画で、“4回泣ける”という謳い文句も話題になりました。
舞台は、有村架純さん演じる数(かず)が働くレトロな訳あり喫茶店。
その喫茶店のある席に座るとコーヒーが冷めるまでの間、好きな時間に戻れるというタイムリープ映画となっています。
『コーヒーが冷めないうちに』見どころポイント
普通のタイムリープ物と違い、過去に戻っても起きてしまった事実は変えられないというところがポイント。
現実は変えられなくても“心を変えることでその先の未来が変わる”というメッセージが込められた素敵な物語です。
4つのストーリー全てが“心温まる素敵なお話し”と高評価。
その中でも薬師丸ひろ子さんと松重豊さんの夫婦愛の物語に感動の声がたくさんあがっていました。
そして、有村架純さん演じる数に隠された真実も見どころです。
波瑠&林遣都の恋人役が可愛い!
波瑠さんは、林遣都さんとともにほっこりするような幼なじみの恋物語を演じています。
10代の頃に初共演してからこれまで何度も共演している2人。
最近のインタビューで林遣都さんは波瑠さんについて、「撮影現場では常に役の人物でいて、お芝居に入るとセリフを間違えることは滅多にない」と話しています。
そんな波瑠さんの役者としての姿に影響を受けていると明かしていました。
「2人が醸し出す雰囲気が好き」という声も多く、本作では「ツンデレぶりが可愛い」と反響が大きかったようです。
お互い素直になれなくてすれ違ってばかりの会話も微笑ましく、過去に戻って想いをどう伝えるのか必見です。
その他のキャストには、伊藤健太郎さん、深水元基さん、吉田羊さんなどが出演。
また、石田ゆり子さんの役どころにも注目です。
全体的にゆったりとした雰囲気の良い映画となっています。
4つのストーリーで飽きることなく観ることができるのもポイント。
「コーヒー1杯のほんの短い時間でも人の心は変われる」という想いが込められたメッセージ性のある素敵な作品となっていますので、多くの方におすすめしたい映画です。
波瑠 おすすめ映画『流れ星が消えないうちに』
続いて2015年に公開された波瑠さん主演のおすすめ映画『流れ星が消えないうちに』。
波瑠さんが24歳のときに主演をつとめた映画です。
原作は累計発行部数30万部を越えた橋本紡さんの小説です。
波瑠さん演じる奈緒子が、恋人との悲しい別れを乗り越え、新たな恋人や家族との関わりの中で再生していく物語となっています。
亡くなってしまった恋人・加地を演じたのは葉山奨之さん。
その後の恋人の巧役を入江甚儀さんが演じています。
加地と巧は親友という関係性。
巧が奈緒子の想いを知りながら、そばで支え続ける姿がなんとも素敵でした。
本作は監督をつとめた柴山健次さんが、原作に惚れ込んでようやく映画化が実現したそうです。
そんな監督とキャストの愛が詰まった切なくも温かい作品となっています。
柴山監督の意向で、ゆったりとしたストーリー展開です。
また、全体的に画が綺麗で心地よい雰囲気も◎。
そして波瑠さんの様々な表情が観られるところもおすすめポイントです。
波瑠さんは、恋人を亡くした喪失感で玄関でしか眠れなくなってしまった女性を好演。
同時に亡くなった恋人の親友と付き合う罪悪感を抱えるという複雑な心情を繊細に表現しています。
また、家族愛も見どころの本作。
波瑠さんの父親役をつとめた小市慢太郎さん、妹役の黒島結菜さんといった個性派俳優も心温まる素敵な演技でした。
ヒロインとは違う波瑠の性格とは?
波瑠さんは奈緒子を演じるにあたり、心情を考えるととても悲しかったと明かしています。
ですが共演者、スタッフが温かくて楽しい撮影現場だったそうです。
入江甚儀さん、葉山奨之さんとも本当の同級生のように仲が良かったといいます。
波瑠さんについて2人は、「男気あって頼りになる」と話していましたが、実は「意外と甘えん坊」だと話す波瑠さんにキュンとしていました。
また、波瑠さん自身の性格は奈緒子とは違うとようです。
奈緒子のようなつらい経験をしたことはないものの、「つらいことに直面してもぼーっとしているうちに忘れるタイプ」だと明かしていました。
そんなポジティブな波瑠さんの奈緒子の心情を汲みとった演技力にも注目です。
最後は前向きで、ロマンチックな演出も素敵でした。
つらいことを忘れようとするのではなく、受け入れて前に進んでいく姿に勇気がもらえる作品となっています。
波瑠ヒロインのおすすめ映画『アゲイン 28年目の甲子園』
最後は波瑠さんがヒロインのおすすめ映画をご紹介。
2015年に公開された中井貴一さん主演の映画『アゲイン 28年目の甲子園』です。
直木賞作家・重松清さんの小説が原作となっています。
ある事件により甲子園の夢を絶たれた球児たちが、28年の月日を経て『マスターズ甲子園』を目指すお話です。
主人公の中井貴一さん演じる坂町は、離婚して一人娘とも絶縁状態で仕事もぱっとしない中年男性。
ヒロインの波瑠さんは、事件を起こした野球部のメンバーの娘役(美枝)を熱演しています。
その他主要キャストには、当時のマネージャー役の和久井映見さん、
チームのエース役を柳葉敏郎さん、中井貴一さんの娘役を門脇麦さんが好演。
また、中井貴一さんの高校時代を工藤阿須加さん、
事件を起こしてしまうチームメイトを仲野太賀さんが演じています。
なんとも豪華な顔ぶれですね。
ベテランと、当時の若手俳優それぞれが等身大の演技を披露していて、印象に残る役者さんばかりでした。
物語は、マスターズ甲子園のスタッフである美枝が坂町の元に訪れ、マスターズ甲子園を目指さないかと誘うところから始まります。
過去を交錯させつつ、主要キャストそれぞれの葛藤が描かれているところが見どころです。
野球の勝ち負けというより、家族愛や仲間との絆といった人間模様をメインに描いていますが、“負けることの意味”について考えさせられる素晴らしい作品となっています。
また、おじさんたちが球児に戻っていく姿がなんとも愛らしく、応援したくなること間違いなしです。
監督も波瑠の演技を絶賛!
当時まだ若手女優だった波瑠さんの演技力は必見。
とくに中井貴一さんの前で泣き崩れるシーンが印象的でした。
このシーンは大森寿美男監督から「自分の中の熱い想いをさらけ出してほしい」と指示されたそうです。
難しいシーンながらワンシーン、ワンカットで本番は一発OKだったといいます。
大森監督も波瑠さんの演技を絶賛。
「あの表情は計算しコントロールしたものじゃなく、自分の感情から湧き出たもの」と話し、「二度と撮ることはできない」と語っていました。
中井貴一はさすがの演技
そして中井貴一さんの演技力も“さすが”といった声が多く、醸し出す空気は絶妙です。
大森監督も「どんな心境も的確に表現できる」と起用した理由を明かしていました。
そんなベテラン俳優の中井貴一さんですが、波瑠さんなど当時の若手俳優から学ぶことが多かったといいます。
今一番やりたい事は、若手のように心清らかに汚れなくカメラの前に立つことだそうです。
その精神性を学ぶため、若手の演技を常に注目してみていると話していました。
ベテランの味のある演技はもちろんのこと、中井貴一さんが言う経験を積んでないからこそできる若手の演技にも注目です。
最後は清々しく、大人の青春映画にぴったりの浜田省吾さんの『夢のつづき』も素敵でした。
ストレートで予想通りの展開ではありますが、笑いもあってしっかり感動できる温かい作品となっています。
今回は、波瑠さんが出演するおすすめ映画3選の見どころを共演者との秘話を含めてご紹介しました。
若手の頃から魅力的な演技を披露していました。
30代になったこれからの演技も楽しみですね。
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