泣けると話題になった福士蒼汰さん主演の映画『旅猫リポート』の3つの魅力について、あらすじとともにまとめています。
福士蒼汰さんと飼い猫の旅を描いた切なくも心温まるロードムービーです。
ネタバレなしで紹介しているので、映画を観る際の前情報として参考にしていただければ幸いです。
それでは、どうぞ。
原作・ 監督 ・脚本について
2018年10月に公開された映画『旅猫リポート』。
原作は、有川ひろさんの同名小説です。
有川ひろさんは、『図書館戦争』や『阪急電車』『植物図鑑』『フリーター、家を買う。』など数多くのヒット作を手がける女性小説家です。
監督は、三木康一郎さん。
有川ひろさんとは、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』以来、再タッグとなりました。
脚本は、映画監督でもある平松恵美子さんで、原作者の有川ひろさんも参加しています。
『旅猫リポート』は泣ける！？
まずは簡単なあらすじから。
福士蒼汰さん演じる悟と猫のナナは、ナナが交通事故にあったときに悟が助けたことで一緒に暮らすようになります。
それ以来、お互い大切な存在となるのですが、ある事をきっかけに悟がナナを飼えなくなってしまうのです。
そして、悟とナナが一緒に旅をしながら、子どもの頃や学生時代に出会った大切な人達を訪ねて、新しい飼い主を探す物語です。
ほのぼのとしたロードムービーかと思いきや泣けると話題の『旅猫リポート』。
ですが三木監督曰く、泣かせる映画として作っていないとのことです。
観終わったあとに、「自分の生き方や幸せについて考えてもらえるような作品にしたい」と思って作ったと話していました。
とはいえ、泣けます。
なのですが、切ないお話しの中にも人との繋がりなど温かさがたくさん詰まった魅力溢れる映画です。
なんといっても、悟とナナの関係性にほっこりできます。
なぜふたりが別々に暮らさなければいけないのか、なぜ旅をするのかがポイント。
その理由は実際に映画を観て確かめてくださいね。
『旅猫リポート』の魅力①猫が喋る！？
悟とナナの関係性が素敵な『旅猫リポート』ですが、他にも魅力がたくさんあります。
まず1つ目の『旅猫リポート』の魅力は、猫が人間のように喋るということ。
なので、猫の心情や悟との関係性がわかりやすく描かれています。
猫が話すという設定には否定的な声もありましたが、小説では猫目線の語りでお話が展開していきます。
映画でも猫が話す演出によって猫目線になることで原作の魅力があらわれているように思いました。
そして猫の声を担当したのが高畑充希さんです。
演技力だけでなく可愛い声にも定評がある高畑充希さん。
今回はオス猫のナナの雰囲気にぴったりの吹き替えを披露しています。
また、本当に悟とナナが会話しているかのような演出も見事です。
『旅猫リポート』の魅力②猫の最大の魅力が表現されている！ナナの演技もすごい！
猫が主役という、猫好きにはたまらない映画となっている『旅猫リポート』。
猫の魅力といえば、“ツンデレ”という方も多いのではないでしょうか。
本作の猫・ナナは、映画の中では元々のら猫です。
そのため、基本的に人のことを信用していません。
常に上から目線で生意気なことを言うナナですが、本当は美味しいご飯を食べさせてくれる悟が大好きで甘えることも。
そんな猫あるあるが可愛く描かれているところも『旅猫リポート』の魅力です。
そして、ナナの演技というか表情が素晴らしいということも『旅猫リポート』の魅力。
ツンツンながら飼い主に対する愛が伝わる表情の演技をしています。
三木監督も「ナナがとてもいい表情をする」とその演技を絶賛していました。
特に、お墓参りのシーンはナナが本当に切ない表情に見えるのでぜひ注目してみてほしいです。
『旅猫リポート』の魅力③福士蒼汰の演じていない演技が◎
そんなツンデレ猫・ナナに対して福士蒼汰さんが見せる笑顔が本当に優しくて魅力的です。
思わず「ナナになりたい」とつぶやく女性も多かったとか。
福士蒼汰さん演じる悟の身には、子どものころから色々な不幸なことが起きるのですが、悟はとても穏やかで心優しい青年。
ネット上でも悟は「福士蒼汰のイメージにぴったり」という声がたくさんあがっていました。
三木監督も「何も考えずにそのまま演じてほしい」伝えたそうです。
そして福士蒼汰さん自身も「ほとんどキャラクター作りはしていない」と話していました。
優しい笑顔だけでなく、悲しい表情もリアルに演じています。
もともと動物好きだという福士蒼汰さんの素の表情がたくさん観られるところも『旅猫リポート』の魅力です。
脇を固めるキャストも魅力的！
悟とナナが旅をしながら再会する人間模様も魅力的に描かれている『旅猫リポート』。
悟の高校時代の友人夫婦を広瀬アリスさんと大野拓朗さん、小学生時代の友人を山本涼介さんが演じています。
そして、悟が幼い頃からお世話になっている叔母で本作の重要人物を演じたのは、竹内結子さん。
この竹内結子さんの叔母のキャラクターがとても良く、演技もさすがです。
その他、悟の子どもの頃の回想シーンは印象的なシーンですが、悟の子ども時代を演じたのは田口翔大さん。
当時子役ながらその演技に絶賛の声がたくさん聞かれました。
三木監督は、リアリティさを求めるため福士蒼汰さんに似ている子役を選んだそうです。
また、ナナ以外にも可愛い猫ちゃんやワンちゃんが登場します。
それぞれ動物の魅力が違うので注目してみてくださいね。
登場人物がみんな優しさに溢れているので、嫌な気持ちになることなく観ることができるのも『旅猫リポート』の魅力です。
『旅猫リポート』の魅力・おまけ 景色も素敵！
旅をするお話しということで、富士山などの美しい景色も『旅猫リポート』の魅力です。
鮮やかな菜の花畑や海は、大分県豊後高田（ぶんごたかだ）市の人気ドライブコース『恋叶（こいかな）ロード』の一部で撮影されています。
撮影では、ナナも菜の花畑にテンションが上がったようですね。
悟とナナと一緒にドライブするような気持ちで観るのもおすすめです。
『旅猫リポート』の魅力まとめ
- 福士蒼汰と猫のナナの関係性がリアルに描かれている
- 演技をしているかのような猫の表情がすごい！
- 福士蒼汰の自然な演技に感情移入できる
- 切ないストーリーの中にも人や動物との繋がりが温かく、ほっこりできる
- 綺麗な景色も魅力！
ラストは涙なしには観られないと思いますが、優しい気持ちになれる作品なのでぜひ視聴してみてくださいね。
今回は泣けると話題になった映画『旅猫リポート』の魅力を紹介しました。
福士蒼汰さん自身も「特別な作品になった」と語るほど、ナナとの演技が本当に魅力的です。
ぜひ実際に視聴して『旅猫リポート』の魅力に触れてみてくださいね。
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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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