しあわせのパンの魅力はどこなのか紹介しています。
主演の原田知世さんと大泉洋さんの素敵な夫婦役が話題になった心温まる人間ドラマです。
簡単なあらすじと見どころポイント、人気シーンの裏話をご紹介。
映画を観る際の前情報として参考にしてくださいね。
『しあわせのパン』ロケ地＆脚本、監督は？
2012年1月に公開された映画『しあわせのパン』。
大泉洋さんの出身地でもある北海道でのオールロケも話題になりました。
実は「北海道のまだあまり知られていない魅力を伝えたい」という思いから映画の企画が始まったそうです。
舞台となったのは、洞爺湖（とうやこ）のほとりにある月浦というのどかな町です。
脚本、監督は、『幼な子われらに生まれ』や『Red』などを手がけている三島有紀子さんがつとめています。
『しあわせのパン』の魅力と見どころポイント
“小さなしあわせ”がテーマとなっている『しあわせのパン』。
月浦で宿泊もできるパンカフェ「マーニ」を営む夫婦の1年間の物語で、北海道の四季折々の風景も魅力です。
パンカフェに訪れる人々はそれぞれ何かしらの問題を抱えており、季節ごとオムニバス形式で展開していきます。
そんなお客さん達と夫婦の交流を素敵に描いたハートウォーミングストーリーとなっていますが、夫婦も問題を抱え月浦にやって来ているというところも物語のポイントです。
大泉洋さんが演じるのは、口数の少ない心優しい夫・水縞くん。
まさに“理想の夫”といえる役どころです。
心の奥の扉に鍵をかける原田知世さん演じる妻・りえさんを見守る姿を素敵に演じています。
これまでよく喋るコミカルな役が多かった大泉洋さんにとって、寡黙な役は当時初挑戦だったそう。
セリフが少ない分、表情に気持ちを込めた演技も必見です。
また、夫婦が「水縞くん、りえさん」と呼び合う姿もなんだか微笑ましく、夫婦の絶妙な距離感が魅力的に描かれています。
「人は乾杯の数だけ幸せになれる」などのおしゃれなセリフもたくさん登場するところもしあわせのパンの魅力。
そして、一年を通して夫婦がどう変わっていくのかが見どころポイントです。
美味しそうな料理も『しあわせのパン』の魅力！
たくさんの美味しそうな料理も魅力になっているしあわせのパン。
パンカフェで出される旬の食材を使ったパンや、カボチャのポタージュ、冬野菜のポトフなど季節の料理が美味しそうに描かれています。
また、コーヒーを注ぐ音やパンを砕く音など、耳で味わえる演出も魅力です。
お腹が空く映画でもあるので、夜中に観るのは控えた方が良さそうですね。
「大好きな映画」「何度も観たくなる」といった声もたくさんある、なんとも穏やかで心地いい映画となっています。
魅力がいっぱい『しあわせのパン』人気シーンの撮影秘話
魅力あふれるシーンがたくさんあるしあわせのパン。
壮大な景色を背景に、りえさんが水縞くんの髪を切るシーンも印象的でした。
好きなシーンの一つにあげる人も多いこのシーン。
夫婦の心が通い合っている感じが伝わる魅力的なシーンですが、こんな撮影秘話がありました。
実はこのシーンはもともと台本にはないシーンだったのです。
原田知世さんと大泉洋さんが、撮影の合間に思い付いた案だったそうで、監督に話したらさっそく小道具が出てきて実現したのだとか。
しあわせの夫婦の象徴のような、妻が夫の髪を切るシーン。
月浦の大自然が、2人に素敵なアイデアをもたらしたようです。
その他にも、2人で野菜を洗うシーンなど何気ない日常がたくさん描かれているところもしあわせのパンの魅力。
“当たり前の日常こそが幸せ”ということを改めて感じることができる作品となっています。
『しあわせのパン』の魅力 まとめ
- 北海道の春夏秋冬が楽しめる
- 夫婦が醸し出す空気感とやりとりが素敵
- 現実味ある4つの物語が心温まる
- 大泉洋が理想の夫を演じている！
- 原田知世の透明感も◎
- 美味しそうなパンと料理に癒される！
今回は、しあわせのパンの魅力を紹介しました。
観終わったあとに日々の疲れが少しだけとれるような心温まる作品となっています。
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※本ページの情報は、2023年12月時点のものです。
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