この記事では、福士蒼汰さんの映画おすすめ3選をご紹介しています。
簡単なあらすじをおすすめポイントとともにご紹介しているので、映画を観る際の前情報として参考にしてくださいね。
『ぼく明日』のデートシーンや『ちょいやめ』の撮影裏話も!
それではどうぞ。
福士蒼汰 映画おすすめ『ちょっと今から仕事やめてくる(ちょいやめ)』
2017年に公開された、福士蒼汰さんと工藤阿須加さん共演の映画『ちょっと今から仕事やめてくる』。
60万部越えの北川恵海さんの小説が原作です。
超ブラック企業の営業マンとして働く工藤阿須加さん演じる青山と、謎の男・ヤマモトを演じる福士蒼汰さんの人間ドラマです。
『ちょっと今から仕事やめてくる 』おすすめポイント&キャスト
物語は、過酷な労働とパワハラで疲弊した青山が電車にはねられそうになるところを謎の男・ヤマモトが助けるところから展開していきます。
なぜヤマモトが突然青山の前に現れたのか、ヤマモトは何者なのかが物語のポイントになっています。
主要キャストは、ブラック企業の先輩役の黒木華さん、上司役の吉田鋼太郎さん。
2人とも存在感抜群で演技力が高く評価されていました。
吉田鋼太郎さんのパワハラぶりは迫力満点でまさに職人芸といった感じ。
心が痛くなるほどブラック企業の演出がリアルに描かれていますが、大阪弁で底抜けに明るいヤマモトの描写がどこかファンタジーチックで、バランスのとれた作品になっていました。
そんなヤマモトに少しずつ心が救われていく工藤阿須加さんもハマり役となっています。
『ちょっと今から仕事やめてくる』の撮影秘話
東京都出身の福士蒼汰さんは、大阪弁で演技をするにあたり、『やすしきよし』のDVDを観て関西のノリを勉強したと明かしていました。
また、撮影中はお笑いコンビ『烏龍パーク』の加藤康雄さんについてもらって大阪弁を習ったそうです。
ネット上では、「大阪弁が違和感」という声も聞かれましたが、「新鮮で可愛い」といった声が多くあがっていました。
また、本作の監督・成島出(なるしま いずる)さんは、全てのシーンを時間をかけて何テイクも撮るそうで、クランクインの5ヶ月前から定期的に細かいリハーサルもしていたといいます。
撮影期間中も一発OKになることはほとんどなかったという成島監督の演技のこだわりも作品の面白さに繋がっているのかもしれません。
舞台は日本のみにとどまらず、オーストラリアの東に位置するバヌアツ共和国での展開も見どころです。
人間ドラマならではの心に染みるセリフもあり、「本当に大切なものは何か」を考えさせられるハートウォームストーリーとなっています。
『ちょっと今から仕事やめてくる』 おすすめポイントまとめ
- 福士蒼汰演じるヤマモトが誰なのか明らかになっていく展開が面白い
- 役者それぞれのインパクトある演技力が見事
- 海がきれいなバヌアツでの映像美は必見
- 福士蒼汰の大阪弁が新鮮で明るい笑顔がすてき!
福士蒼汰 映画おすすめ『ぼくは明日、昨日のきみとデートする(ぼく明日)』
2016年に公開された、福士蒼汰さんと小松菜奈さん主演の映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。
七月隆文さんのベストセラー小説が原作です。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のあらすじ&デートシーンの舞台裏
意味深なタイトルの本作は、SF要素のある一風変わった恋愛ストーリーとなっており、時間軸の違う2人の切ない恋愛模様が見どころとなっています。
監督をつとめたのは、恋愛映画に定評のある三木孝浩さん。
主演2人のキュンとするデートシーンも見どころですが、三木監督は「自分たちでやって」と、とくにセリフもなかったといいます。
そのため、デートシーンはアドリブだらけなんだとか。
そんな中でも楽しんで演じられたという2人の自然なデートシーンは必見です。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のキャスト
共演は、東出昌大さん、山田裕貴さん、清原果耶さんなど。
登場人物が少なめで主演2人のシーンが多い中、ネット上には、親友役の東出昌大さんが「いい雰囲気を出している」という声が多くあがっていました。
また、小松菜奈さんの儚さが伝わる演技や、福士蒼汰さんが最初の出会いからどんどん男らしくかっこよくなっていく姿も必見です。
ロケ地は京都
舞台となったのは京都。
観光名所や美しい街並みが情景にマッチしており、三木監督の画のこだわりも感じられる作品となっています。
原作自体が難しい設定のため、理解しにくいところもありますが、「今この瞬間を大切に」という願いが込められているように感じました。
ラストは切なくも、back numberの『ハッピーエンド』の曲とともにいい余韻が残る素敵な作品となっています。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』おすすめポイントまとめ
- 序盤は胸キュン、中盤から切なく後半は伏線回収が面白い
- 切ない話の中にキラキラしたデートシーン、京都の街並みに癒される
- back numberの曲がよくマッチしていて余韻に浸れる
- 主演2人がとにかく美しい
福士蒼汰 映画おすすめ『イン・ザ・ヒーロー』
最後は、2014年に公開された映画『イン・ザ・ヒーロー』。
特撮ヒーローものには欠かすことのできない存在である“スーツアクター(仮面ライダーなどの中の人)”に焦点を当てたアクションエンタテインメントです。
主演は、スーツアクターとして実際に活動経験のある唐沢寿明さんです。
『イン・ザ・ヒーロー』のあらすじ&見どころ
顔出しで映画に出演することをずっと夢みている唐沢寿明さん演じる本城は、ヒーローアクションクラブの社長ながら、自らもその道25年のベテランスーツアクター。
生意気で自信たっぷりの人気若手俳優・リョウ演じる福士蒼汰さんと出会い、衝突しながらも心を通わせていく物語です。
前半はコメディタッチで、中盤はしっとり、そして終盤での唐沢寿明さんの本格アクションが最大の見せ場となっています。
王道のストーリー展開ではありますが、わかりやすく感情移入しやすいところもおすすめポイント。
また、知られざるスーツアクターの努力や苦悩、特撮の裏側が描かれているところも見どころです。
『イン・ザ・ヒーロー』のキャスト
その他のキャストは、スーツアクターを演じる黒谷友香さん、寺島進さん(ナイスキャラでした)。
唐沢寿明さんの元妻を演じる和久井映見さん、娘役に杉咲花さんといった豪華なメンバーが出演。
それぞれ魅力的なキャラクターで、家族の物語も見応えのあるものになっています。
ほんの少しの役で、当時デビューしたばかりだった竹内涼真さんも出演していました。
特撮ヒーロー出身の福士蒼汰がスーツアクターに感謝
福士蒼汰さんは、『仮面ライダーフォーゼ』で主演し、特撮ヒーロー出身であることでも知られています。
当時、スーツアクターと2人で1人を演じた際、顔が出るのは自分だけにもかかわらず、スーツアクターの方は新人でど素人だった福士蒼汰さんを終始立てて、アクションも教えてくれたそうです。
そんな常に裏方に徹するスーツアクターに感謝の気持ちを語っていました。
本作では、序盤こそ“特撮ものは子ども向け”とバカにするような態度を演じている福士蒼汰さんですが、本城と接していくうちに、スーツアクターや裏方の仕事の素晴らしさを学び、成長していく姿も見どころとなっています。
全体的に熱い作品となっており、人との繋がりを上手く描いていて胸が熱くなる場面も多々ありました。
大人になってもまっすぐに夢を追いかける姿に共感できること間違いなしの作品です。
『イン・ザ・ヒーロー』おすすめポイントまとめ
- 一般的に裏方といわれる“スーツアクター”に焦点を当てているところが斬新で面白い
- 裏方の存在の素晴らしさを知ることができる
- アクションを通して師弟関係のようになっていく主演2人の関係性が良い
- 福士蒼汰の序盤と終盤の変わりっぷりの演技が見事
- 殺陣など様々なかっこいいアクションが観られる
- エンドロールも楽しい!
今回は、福士蒼汰さんが出演するおすすめ映画3選をご紹介しました。
アクションもこなし、役者としてどんどん成長していっている印象ですね。
これからも福士蒼汰さんのおすすめ作品を追記していく予定です。
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※本ページの情報は、2024年2月時点のものです。
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