『花束みたいな恋をした』の見どころポイント、ロケ地、キャストについてまとめています。
有村架純さんと菅田将暉さんのリアルすぎるカップル役が話題になった映画です。
ネタバレなしでご紹介しているので、映画を観る際の前情報としてみていただければ幸いです。
それではどうぞ。
『花束みたいな恋をした（はな恋）』観る前におさえておきたいポイント
まずは、『花束みたいな恋をした』のポイントをご紹介。
本作は、サブカルチャー好きカップルの5年間にわたる恋愛の軌跡を丁寧に描いたラブストーリーです。
この映画で有村架純さんは、自身初となる日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞しました。
監督は『ハナミズキ』などで知られる土井裕泰（どい のぶひろ）さん。
脚本は、ドラマ『東京ラブストーリー』や『最高の離婚』などを手がけた坂元裕二さんです。
ちなみに本作は、主演2人を菅田将暉さんと有村架純さんと決めてから物語を作っていったそうです。
『花束みたいな恋をした』ネタバレなしのあらすじ
物語は、菅田将暉さん演じる“麦”と、有村架純さん演じる“絹”が、ある日終電を逃したことから偶然出会い展開していきます。
趣味や思考などが驚くほど似ていたことからあっという間に恋に落ちた2人。
大学を卒業してフリーター生活をしながら同棲を始めます。
『花束みたいな恋をした』見どころポイント①リアリティ
特にこれといった劇的なことは起きないのが特徴の本作。
『花束みたいな恋をした』の見どころポイントは2人の日常をリアルに追っているところです。
就職活動などの現実とぶつかり、2人がすれ違って変わっていく様子が丁寧に描かれているのが印象的でした。
また、2人の5年間とともに渋谷PARCOの閉店など時代背景も追っているところがよりリアリティさにつながっています。
恋愛模様だけでなく社会問題を絡め、現代の若者の生きづらさもリアルに描かれているので、世代を問わず観てほしい作品です。
『花束みたいな恋をした』見どころポイント②掛け合いと演技力
また、坂元裕二さんといえば、セリフの掛け合いの面白さが魅力です。
『花束みたいな恋をした』も2人の会話劇が見どころでもあります。
あまりにもリアルなので、ネット上では「映画の世界とは思えない」といった声もあがっていました。
菅田将暉さんのやけっぱちのプロポーズからの言い合いも印象的でした。
とにかく2人の演技が自然体で、引き込まれること間違いなしです。
キャストをご紹介
主演2人以外には、麦と絹がかつてのお互いの姿を重ねる若い男女の2人組を清原果耶さんと細田佳央太（ほそだ かなた）さんが演じています。
また、絹が勤める会社の社長役のオダギリジョーさん。
絹の両親役には戸田恵子さんと岩松了さん。
麦の父親役の小林薫さんなどが出演しています。
『花束みたいな恋をした』ロケ地は？
麦と絹が甲州街道などを仲良く歩くシーンが印象的です。
『花束みたいな恋をした』のロケ地は主に“映画の街”とも言われる東京都調布市です。
調布PARCOのブックセンターなどもロケ地になりました。
2人が終電を逃して初めて出会ったのは、世田谷区の『明大前駅』。
また、2人が初詣に訪れた際に段ボールに入った猫を拾うシーンは、調布市の『道生（みちおい）神社』です。
焼きそばパンを仲良く分け合いながら歩いたのは、『多摩川サイクリングロード』の河川敷。
そして、2人にとって重要なシーンのファミレスは、『ジョナサン三鷹井口店』。
なのですが、外観のみで実際には店内で撮影はされなかったそうです。
ロケ地も日常感あふれる場所が多くて親近感がわく作品となっています。
『花束みたいな恋をした』見どころポイントまとめ
『花束みたいな恋をした』の見どころポイントをまとめました。
- 5年間の2人の恋愛がリアルで切なくも愛おしい
- 一つひとつのセリフが良い
- 主演2人の会話のラリーが自然で引き込まれる
- シンプルだけど深いメッセージがある
- 色んな解釈ができるタイトルも◎
沢山の見どころがある『花束みたいな恋をした』ですが、なんといっても有村架純さんと菅田将暉さんの演技が最高です。
ぜひ視聴してみてくださいね。
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